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ネコとネズミ (完結作品)

作: エサキ

あるところに一匹の若いネズミがいました。
そのネズミには親友がいました。
その親友はネコでした。
彼らはいつも一緒でした。
遊ぶときも、寝るときも。
ケンカしたときでさえです。

ある時、ネズミは恋をしました。
相手は一匹の白いネズミで、たいそうかわいらしい容貌でした。
ネズミはネコに尋ねました。
「ネコ君。とうとう僕は本物の恋をしたみたいだ。ところがその相手が僕の相手をしてくれないんだ。」
ネコ君は親友の悩みに親身になって答えてあげました。
「そうか。ネズミ君。それなら何かプレゼントでもあげたらどうだろうか」
ネズミ君はそのアドバイスを聞いて、とても喜びました。
これならあの子が振り向いてくれるかもしれないと希望が見えたからです。
「わかったよ、ネコ君。何か僕はプレゼントを作ってあの子にあげてみることにするよ。ありがとう。」
ネズミはうちに戻り、よなべして花の冠を作りました。

次の日、ネズミ君は落ち込んでいました。
ネコ君はそれに見かねて、ネズミ君に話しかけました。
「いったいどうして落ち込んでいるのかね。」
ネズミ君は泣き出してしまいました。
「プレゼントもだめだったんだ。」
ネコ君はネズミ君がかわいそうになり、またしてもアドバイスをしてあげることにしました。
「君はその相手のいったいどんなところに惹かれたのかね」
ネズミ君は泣きながら答えます。
「その子はとてもきれいな白い毛で、とってもかわいいんだ。」
ネコ君は優しくネコ君に語りかけます。
「ネズミ君。君のことをそんなにぞんざいに扱う相手のことをどうしてそんなに好きになってしまったんだい。そんなひどい相手ならきっとそれは本物の恋ではないのだよ。」
ネズミ君はその言葉を聞いてようやく泣き止みました。
「そうかな。そうだったのかもしれないな。慰めてくれてありがとうネコ君。」
そうしてネズミ君はそのまま寝てしまいました。
ネコ君はそのネズミ君の相手に一言文句でも言ってやろうと思い、怒りながら、その子のもとへと走りました。

次の日、ネズミ君が起きると、いつも一緒にいるネコ君がいないことに気づきました。
代わりに手紙が置いてありました。
その手紙には、その相手はこの前、ネコ君が殺してしまったネズミであることが書いてありました。
ネズミ君は悲しくなりました。
こうしてネズミ君は一人になってしまいましたとさ。

※この小説(ノベル)"ネコとネズミ"の著作権はエサキさんに属します。

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