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同性愛者の苦悩ー近くて遠い場合ー (完結作品)

作: Dr.K


唐突だが、私は同性愛者である。

世間一般的には当たり前、当然とされる、異性への恋愛感情が湧かぬ。
私は、私と同じ性別の者が好きなのだ。

そうは言っても、無差別に同性だからと好きになるわけではない。
それは異性愛者も同じであろう。
男なら誰でもいいわ、女なら誰でもいい、などとは言わないだろうーー否、極一部はそう言うかもしれない。
だが、誰にでも好みはあるものである。

私の好みーー私は、古くからの幼馴染みに惚れていた。

彼女とは小学校で出逢い、そこからもう十何年と友好的な関係を築いてきた。
互いに悩みを相談し、傷を舐め合い、冗談を言い、色々な場所へ出掛けては、思い出がたくさん増える。

そして、私が彼女を「恋愛的」に好きだと自覚したのは数年前。
その日から、彼女に本当の気持ちを打ち明ける気にはなっていない。

彼女は私を、ただの「良き友人」だと思っているだろう。
まさか自分が恋愛対象として見られているなど思わぬ、無防備で無邪気な彼女に、いきなり「同性愛者」からの想いをぶつけ、今までの関係を壊しかねないのならーーそれは酷く、残酷な事かもしれない。

「友人」としての距離は誰よりも近いのに、自分の気持ちを隠さねばいけない苦悩。
その「友人」に惚れてしまった自分への罪悪感。

告白のひとつもできず、惚れている気配を微塵も悟られてはいけない関係。

彼女と自分は、誰よりも近く、そして遠い関係ーーきっと報われぬまま、永く胸を押さえ苦しむだろう。


ーー恋愛とは、性とは、友情とは、なんとも人間を生きにくくする。


※この小説(ノベル)"同性愛者の苦悩ー近くて遠い場合ー"の著作権はDr.Kさんに属します。

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