携帯版 歌詞GET

みんなの歌詞GET   ようこそ ゲスト さん   メンバー登録(無料)   ログイン  

投稿した小説(ノベル)にコメントがもらえるコミュニティ

小説(ノベル)

Black Princess (執筆中)

作:莉遠 / カテゴリ:ファンタジー / 投稿日:'08年2月11日 15:36
ページ数:4ページ / 表示回数:867回 / 総合評価:0 / コメント:0件

[広告]

プロローグ  全ての始まりは教会にて

 星がまるで金平糖を散らしたかのように瞬き、その空を梟がアクセントになるかの如く飛んでいたある夜。
 人気の無い場所に立つ小さな教会で、大きな議論が繰り広げられていた。

「やはり私は反対です、さっさと事を終わらせるに限ります」
「それは否人道的でしょう!!」
「あれを人と呼んでいいはずがなかろう! 頭を冷やせ」

 なにやら、人聞きのよくない話のようだが、果たして彼らはどうしてこうも暑く議論を繰り広げているのだろうか。この会話だけでは全く検討も付かない。
 しかもお互いにお互いの意見を述べているだけで、少しも相手の意見を聞く姿勢が見られないのも問題点であろう。これでは、議論ではなく「自らの主張大会」に過ぎない。
 そんな自らの主張大会会場へコツコツと甲高い足音を立て、一人の女性が彼らの前に現れた。
 美しく波打った灰色の長い髪、全てを理解したかのような茶色の瞳、額には少々値の張りそうなアクセサリーが付けられおり、服は並みの僧侶の物よりかは良いが質素な物を纏っていた。
 その人物が来たことにより、真っ先に変わったのは……

「し、神官長様!! 後の議論は我々にお任せになってもうお休みください。こいつの意見など、無いも同然ですし」
「そ、それは私の台詞です。あなたはただの鬼畜でしょ……」
「黙りなさい」

 自らの主張大会出場者がおのおのの意見を述べる前に、彼女はその会話を遮断した。
 そして、遂に彼女もこの大会へ出場し始める。

「あなたたちは、自分達の意見を語っているだけではありませんか。それも悪くはありませんが、時は一刻を争うのです。ならば、どんな意見も受け入れ、おのおのが納得できる意見を作り上げるのがあなたたちの仕事でしょう? 違いますか?」

 彼女が、無表情にかつ声には一抹の怒りを浮かべて堂々と語りあげた。
 しかし、それでも彼らはなおも自分達の意見を述べるのである。

「し、しかしあれは今にもこの世界を……」
「だから多少は私が防ぎます、その一時で何とかすればよいと言ってるじゃありませんか」
「だから黙りなさい、落ち着きなさい、少しは」

 遂に、彼女は怒りを顔に出した。当然だ、先ほどあれだけ相手の意見を受け入れ、と言ったばかりだというのに彼らは全くその意見を受け入れる事なく語りだしたのだから。
 そして何人も受け付けない、否定できない表情で、再度語りだす。

「あれは、私が出来る限り防ぎましょう、あなたが抑えるといいましたが、あなたの霊力では微々たる時間に過ぎないでしょう。それと、そなたは確かに否人道的でしょう。それは認めざるを得ません。ですが、わたし達とこの世界を守るための言葉であることもわたしは知っています。ならば、その人物にチャンスを与える、という選択肢で良いでしょう、あなたもそれで納得できるでしょう?」

 そして、表情を和らげ、その場に一つの名前を放つ。


「結局のところ、彼女に全てを託しましょう。そう、世界の霊力を……世界の結末を握る人間、リリマル・ブラックに」

※この小説(ノベル)"Black Princess"の著作権は莉遠さんに属します。

この小説(ノベル)の評価
評価項目評価数
合計 0
[広告]

この小説(ノベル)のURLとリンクタグ

この小説(ノベル)のURL:
この小説(ノベル)のリンクタグ:

コメントを書く

登録済みのユーザーは ログイン してください。
登録済みでない方は 新規登録 してください。

新規メンバー登録(無料)
第4回みんなのライトノベルコンテスト「しまのわライトノベルコンテスト」
  • 公式サークル みんなの歌詞
  • 公式サークル みんなの詩(ポエム)
  • 公式サークル みんなの小説(ノベル)
  • 公式サークル みんなのイラスト
  • 公式サークル みんなの写真(フォト)

ランキング

※ここでは2018年5月17日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。※同順位者が多すぎる場合はすべてを表示しきれない場合があります。

サポートサイト

J@P