小説(ノベル)
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12月
冷たくなったtea cupを
見つめて
長い針と睨めっこしても
進まないね
足元に転がってきた
12月は寂しそうで
「こっちにおいで」と
微笑んでみても
照れるだけ
心は何かを探している
駄々を捏ねて
幼い子供と同じでしょう?
また困らせたね
襟を立てた冬の下
揺れる木々が云う
「良い天気だね」と
微笑んでくれても
照れるだけ
※この小説(ノベル)"Dear"の著作権は「Bremen」さんに属します。
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この小説(ノベル)へのコメント (1件)
eternal
'16年12月14日 22:18
Dear の作品の中の
きっと明日もあなたを愛してる。
ここのフレーズが特に好きですね。
切ないほど愛しくなる想い
溢れる心……
やるせないですよね…
Bremen作品集!
次回も楽しみにしています。