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小説(ノベル)

恋愛discussion (完結作品)

作:suzu。 / カテゴリ:恋愛 / 投稿日:'09年8月13日 08:16
ページ数:7ページ / 表示回数:1272回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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灯火点る夜に




街灯だけが2人を照らした
駅まで帰るはずの2人は立ち止まったまま

「神崎君・・なぁに?」

凪は首をかしげる


駿は、何か言いたそうに口を開けたまま

「ねぇ・・・」

凪は今か今かと
駿が言いかけたことを話してくれるのを待っている




「若・・宮ッ・・・!」

「何?」

「俺ッ、その・・若宮のこと―――・・・・・」







遠くで――・・・・・・消防車の音が鳴り響いた







わずかに聞こえた駿の声を
凪が聞き逃すことは無かった



「いつから・・・?」


驚いたように凪は駿に尋ねる


「・・・1年のときから」

「そういえば神崎君とは一年生のころからクラス一緒だものね」




凪はそっと駿に微笑んだ
その顔を見て、駿が赤面したのは言うまでもない


「・・・で、返事は?」

顔をそらしたまま駿が聞く





鼓動が聞こえそうなくらいの静寂が2人を包む
さっきまで聞こえていた消防車の音はもう鳴り止んでいた


凪は少し難しい顔をしていた

駿は鳴り止まぬ心臓を必死で抑えながら
彼女の答えを待っていた






「神崎君」


凪が口を開き、駿は顔を上げた



「あなたのこと何も知らないし、今はそういう感情があなたに対して無いの」

「え・・じゃあ」

駿の頬から、冷えた汗が零れた




「話はまだ終わっていないわ
今は無いだけで、これからどうなるかなんてわからないし
それにね、神崎君

あなたになら、そういう感情が芽生えてくるような、そんな気がするわ」


そういうとまたにっこりと凪は微笑んだ





「・・・こんな俺で良いのか?」

「何を今更」

「・・・・・よろしくな」

「えぇ」



PM:6:51


ぼんやりとした街灯の下
黒い影が2つ
1つになった


※この小説(ノベル)"恋愛discussion"の著作権はsuzu。さんに属します。

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