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小説(ノベル)

儚夢、現となり幻想郷 (執筆中)

作:東雲 封 / カテゴリ:ファンタジー / 投稿日:'09年6月21日 17:32
ページ数:6ページ / 表示回数:4780回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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其の四(中) 「人間に戻る時」

庵の支度が出来てから永遠亭までの間、2人が言葉を交わすことが無かった、風が心地よいと思いながら庵は魔理沙を見ながらずっと思っていた。

―もう・・・・後戻りなんて出来ないところまできているんだろうな・・・と―

今、人に戻れば現代に帰ることは可能になる、それは前から待ち望んでいた事だ。
だが流石に今は帰る気になれない、むしろ帰りたい気持ちがあっても・・・・帰れる訳が無いじゃないか、彼女のあんな顔を見てたら。

それに、帰るほど、無神経じゃない。

少なくとも俺も彼女も惹かれあっているのは事実だろう、自分だってそこまで鈍感じゃない、まぁ東夜はかなり鈍感な気がしなくも無いが。

それに前は蓬莱人だった、自分で自重して、最低限の接し方をしていた、感づかれず、悪魔で普通に。

だが人に戻ったらどうであろうか?下手をすれば歯止めが利かなくなってしまう、理性を抑えきれない時がこれから先あるかもしれない、それが怖い、そう考えていた。

故に人に戻るべきか丸1日迷っていた、そしてどうにも良い考えは出ず、魔理沙に相談し、ある程度の事は隠し、戻るべきか戻らないべきかを問いてみた。

すると返ってきた答えは・・・。

『良かったじゃないか!やっと人に戻れるんだな!早く永遠亭に行こうぜ!これでどちらかが寂しい思いをしなくても・・・住むんだぜ』

少し涙目になっていたのかもしれない、実際見ては居ないから決め付けはしないが・・・・少なくとも、うれし泣きの一種だったと、そう、信じたい。


「そろそろ降りるぜ?しっかり掴まれよ」

そう言った魔理沙の言葉で思考が現実に引き戻される、ふと周りを見ると生い茂った竹が見え、すぐ目の前に永遠亭が見えた、いつの間にここまで来ていたのだろうか?人は本当に考え事をしていると時を忘れるものなのだろう。



「よく来たわね・・・久しぶり、と言う所かしらね、庵君」

「そうですね、一年も手間を取らせてしまって・・・本当に有難うございます」

頭を下げて、出来る限りの感謝、今の庵には感謝の気持ちを伝える事ぐらいしか出来ない。

それに少しだけ笑いながら言う。

「あなたは救わないと駄目な気がしただけ・・・それだけよ」

本当に感謝する事しか出来ない、俺ではこの偉大な恩人に、何かで恩返し出来るなんてとても思わなかった、いつかはするつもりではあるが。

「さて・・・・待ちきれない人も居るようだし、とりあえずウドンゲに案内させるわ、ウドンゲ、客室まで案内しなさい、出来るだけ周りに患者が居ない場所で・・・ね」

「・・・?分かりました、師匠」

そう何故回りに居ない場所なのかが分からなく不に落ちない様だったがウドンゲは庵と魔理沙に向き直って言う。

「それじゃ、付いてきてください、患者さんも多いですから、あまり足音を大きくしないようにしてくださいね」

そういう彼女の後を付いていった。

※この小説(ノベル)"儚夢、現となり幻想郷"の著作権は東雲 封さんに属します。

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