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小説(ノベル)

LOVE FOREVER (執筆中)

作:有坂 結捺 / カテゴリ:恋愛 / 投稿日:'09年6月14日 23:20
ページ数:6ページ / 表示回数:1498回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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Episode 2



Episode2


 誰かは言った。
 人との出会いで己の人生の道筋が変わると。

 はじめは信じていなかった。

 だが、彼女は気付いてしまったのである。


 もし、母親がアシスタントをつけなければ、担当者が間違ってアシスタントを手配しなければ、彼女や母親の人生が狂うことはなかったのではないか。


 ・・・・ねぇ、お母さん。

 返事をしてよ。

 どうして、黙ってるの?

優里、今日学校でいっぱい・・・楽しかったことお母さんに教えたいのに・・・。

 どうして、お母さん。箱の中にいて、お花に囲まれてるの?

 どうして、皆。泣いてるの・・・・?

 


 
爽快な風が吹き込み、空は透き通るように青く、とても清々しい気持ちになる。
しかし、彼女『大杉 優里』の心は淀んでいた。

小学校の頃は明るく、元気いっぱいの児童だった彼女が今はどことなく影の薄い人間となっていた。
5年前、母親が自殺してから優里の心に大きな穴が開いていた。
何に対して無気力な彼女。中学も不登校を続け、本来なら優里は中学2年。
そんな彼女を心配した親戚は優里を中学に行くことを勧め、どうにか中学校に優里を行かせることにした。


人を信じることのできない優里。


そんな彼女を救える人間がいるのだろうか?


「優里ちゃん。今日から、学校行ってくれるのよね?」

いつも部屋で閉じこもるように机に向かう優里に叔母は尋ねた。

「うん。行くよ、どうせ・・・あたしは邪魔なんでしょ?」

優里は冷たく突き放すように返した。

「そんなことはないのよ?優里ちゃん、予備校は行ってくれてたみたいだし。勉強がけしてできないわけじゃないもの。中学校に行って、いろいろなことを学ぶのもいいでしょ?」

「いろいろ・・・、なんだ。疫病神は学校に追いやろうっていう考えじゃないんだ。」

「当り前よ。ほら、いってらっしゃい!」

「・・・・。」

優里は人を信じることができなくなっていた。
どんなに叔母が優しくても、今は親切でも、きっとあとで裏切られるんではないかと心のどこかで、唱える自分がいたからであった。


「・・・中学かぁ。入学式以来だな。」

やわらかい日差しの下で優里は呟いた。
 そして、ゆっくり・・・ゆっくりと彼女は通学路を探検するかのように歩き出した。
 
 キーンコーンカーンコーン。

 キーンコーンカーンコーン。

 近くで鐘の音が聞こえる。

 「あっ、学校の鐘だ。」

 優里は鐘が鳴っても、急ぐ気配はなかった。むしろ、久しぶりに聞く学校の鐘の音に耳を澄ませていた。
 すると、鐘の音と別に鈴の音も聞こえた。

 「鈴・・?」

 優里が音の方向に耳を傾けると人影が見えた。

 「危ない!!」

 「えっ・・・。」

ドーン!!

 優里は誰かとぶつかった。
 

※この小説(ノベル)"LOVE FOREVER"の著作権は有坂 結捺さんに属します。

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