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小説(ノベル)

わすれられたおもちゃとねこ (完結作品)

作:ミークス・クローバー / カテゴリ:児童文学 / 投稿日:'12年10月23日 16:17
ページ数:12ページ / 表示回数:回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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ラストページ☆僕とネコと卒業の時☆

身支度なんて、何をしていいかわからない。
取りあえず、おとうさんのもとに帰って、
僕のことを話して、着替えの服と食べ物と少しのコインを
わけてもらうことぐらいしか、思いつかなかった。

僕は、情報ネコに頭を下げると、彼女の手を引いて
帰ろうとしていた。情報ネコは、だまったまま、
何も聞かないで一緒に歩幅を合わせて、歩いてくれた。

着た時と同じように、階段があってしろいもやのような
煙が舞っている。僕はまた鼻をふさいで、階段を下りた。

真っ二つの仏様の顔から出てくると、和室があって
そこには、別の相談者がもうきていた。
僕は、情報ネコにお礼を言って、「もう新しい相談者さんが
きてるみたいだね。ここから先は、一人でおとうさんと
帰るから、いいよ」と言って、情報ネコの手を離した。

僕は、来た道を覚えていた。
なんで覚えていたのか、不思議だけど、
それでも待っていてくれるおとうさんの事を思うと、
おばあちゃんとの別れやこれからのことなんかの
寂しい気持ちは、それほど強くはなかった。

和室を出て、情報ネコ探偵社の中に戻ると、
おとうさんが昼寝をしていた。
「待ちづかれて寝ちゃったのかな?」
僕は、おとうさんを軽くゆすってみた。

「…ん…。なんだ。おもちゃ。帰るのか?。
 もとの家に帰っても何にもないぞ」

そんなことは、分かっている。
僕は、今までの事を全部、お父さんに話した。

「…え、ゴミ捨て場?!。あんな所に行けって言ったのか??
 まぁ確かに俺ら、ノラネコや壊れたおもちゃなんかは、
 よくたむろしてるけど…。

 初めての一人暮らしで大丈夫なのかよ」

「うん、僕も不安だけど、おばあちゃんが「大人」だって
 認めてくれたから。行ってみようと思っているんだ。
 だから、身支度をしたいんだけど、

 おとうさん、僕の着替えと食べ物とコインを少し、
 持っていたらわけてくれないかな。」

「…いいけどよ。盗品だからな。あんまり綺麗な物はないぞ。
 ほら、持って行けよ。」

そう言うとおとうさんは、僕の話した道具を全て
貸してくれた。背中に背負っていた風呂敷の中から、
出してくれたんだ(←今まではなかったから、
きっと僕がおばあちゃんと会っている時に用意したんだと
思うんだけど)。

そして、僕とおとうさんは、おばあちゃんの言った、
「ゴミ捨て場」に行った。
これからは、どんな生活が待っているんだろう、
想像もつかない。僕は見送ってくれたおとうさんに手を振って、
別れた。新しいけど古い感じのゴミ捨て場だった。

確かに暗いし、じめじめしていて、怖い。
取りあえず、着替えだけは、しておいた。

これでぼくのおばあちゃんとの物語は、終わりを迎える。
ここまで僕を応援してくれた皆、読者の皆、書いてくれた作者さんに
感謝します。ありがとう。

(おわり)

※この小説(ノベル)"わすれられたおもちゃとねこ"の著作権はミークス・クローバーさんに属します。

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