携帯版 歌詞GET

みんなの歌詞GET   ようこそ ゲスト さん   メンバー登録(無料)   ログイン  

投稿した小説(ノベル)にコメントがもらえるコミュニティ

小説(ノベル)

わすれられたおもちゃとねこ (完結作品)

作:ミークス・クローバー / カテゴリ:児童文学 / 投稿日:'12年10月23日 16:17
ページ数:12ページ / 表示回数:回 / 総合評価:0 / コメント:0件

[広告]

よわかったぼくへのさよなら

お父さんに押されて、ぼくはやっとの思いで声を出した。
「情報屋さーん!!いませんかー??。
 ぼくは、おもちゃの人形の男の子です!。
 天国にいるおばあちゃんを探していまーす!!!」

自分でもびっくりするぐらいの大きな声が出た。
お父さんは、「やるじゃないか」と言いたそうに
自慢げな顔をしている。

でも、情報屋さんを名乗り出るひとは、いなかった。
「もう暗いし、情報ネコの奴、かえっちまったかもしれねーな。
 それか新しい情報にありついて、そっちに夢中になって
 この集会には、着てない…とか…」

「…せっかくきたのに…」

「まぁ、そんなに肩を落とすなよ。
 今日は前夜祭だとでも思ってさ。
 ほら、あっちに御馳走がたんまりあるぜ!。行こう」

ぼくとお父さんは、料理の並べられて長テーブルの前に
行った。お父さんは、美味しそうに魚のテリーヌや
缶詰の寄せ集めで作られたらしき料理を
食べ始めていた。ぼくは、そんなお父さんを見ながら
ため息をついた。

「なんだ、食欲ないのか。」

「違うよ、ぼくは、…おもちゃだから…おもちゃで出来た
 物しか食べれないんだ。プラスチックとかやわらかい
 クッションでできた物とか…」

別に好き嫌いをしているわけじゃない。
本当の話だった。おもちゃが生まれる前に、
おもちゃは、おもちゃの国で過ごす。
その間、ぼくがずっと食べ続けていたのは、
柔らかいクッションできたお菓子や料理ばっかりだったからだ。

「せっかくのごちそうなのに。贅沢な奴だな。
 おい、ここのシェフはいないのか?」

コックさんの帽子みたいなのをかぶったネコが、現れた。
「はい、私がシェフですが。何か?」

「このおもちゃでも食べられる料理を出してくれ」

「は…ハア?!。しょ、承知しました。
 では、どんな物がよろしでしょうか?」

ぼくは少し考えるとこう答えた。
「柔らかいクッションでできた物がいいんだ。
 果物とかがいいな。」

さっき大声を出したせいだろうか、弱気なぼくの心は
いつの間にかどこかに吹き飛んでしまったようだ。
こんなにはっきりと注文ができるなんて…。

シェフは、「かしこまりました」と言うと、
どこかへ行ってしまった。

そして1時間後、ぼく専用の果物のクッションが
出された(お皿は、魚のパックだったけど)。
僕は、すごくお腹がすいていたのか、
あっと言う間にたいらげてしまった。

ぼくは、シェフのネコにお礼を言うと、
情報屋さんについて聞いてみた。


※この小説(ノベル)"わすれられたおもちゃとねこ"の著作権はミークス・クローバーさんに属します。

この小説(ノベル)の評価
評価項目評価数
合計 0
[広告]

この小説(ノベル)のURLとリンクタグ

この小説(ノベル)のURL:
この小説(ノベル)のリンクタグ:

コメントを書く

登録済みのユーザーは ログイン してください。
登録済みでない方は 新規登録 してください。

新規メンバー登録(無料)
第4回みんなのライトノベルコンテスト「しまのわライトノベルコンテスト」
  • 公式サークル みんなの歌詞
  • 公式サークル みんなの詩(ポエム)
  • 公式サークル みんなの小説(ノベル)
  • 公式サークル みんなのイラスト
  • 公式サークル みんなの写真(フォト)

ランキング

※ここでは2018年5月17日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。※同順位者が多すぎる場合はすべてを表示しきれない場合があります。

サポートサイト

J@P