小説(ノベル)
[広告]
永遠にサヨナラ
「これで、サヨナラだ。」
こう言った時の君の顔は一生忘れることができないだろう。
呆気にとられ、呆然とする君の顔。
でも、こう言った時の僕の胸の痛みも一生忘れることができないだろうな。
抉られるように、鋭くも鈍い痛み。
覚悟してたはずなのに、それでも耐え難い。
…こうするしかなかったんだ。
こうすることがベストだった。
こうすることが君を一番傷つけない方法だったんだ。
僕はもう君とは居れないから。
君と過ごした日々を想うたびにあの時と同じ痛みが僕を襲う。
君の笑顔を想い出しただけで君に逢いたくなる。
僕が決めたことなのに、なんて情けないんだろう。
君はどうか僕を嫌ってほしい。
僕を忘れて、もっと素敵な人と結ばれてほしい。
僕みたいに君を幸せにできない奴じゃなくて。
どうか幸せになってほしい。
嗚呼、もし、もし叶うなら君と出逢えたあの頃に戻って
もう一度君を愛したい。
------------------
これをもとに短編小説書きました。
良ければ目を通していってください。
http://lightnovels.minna-no.jp/lightnovels/view/4266
※この小説(ノベル)"sss寄せ集め.1"の著作権はkey*さんに属します。
[広告]
この小説(ノベル)のURLとリンクタグ
この小説(ノベル)のURL: | |
---|---|
この小説(ノベル)のリンクタグ: |