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小説(ノベル)

long long ago... (執筆中)

作:我那覇☆康敏 / カテゴリ:SF / 投稿日:'08年1月13日 12:35
ページ数:3ページ / 表示回数:2146回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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ガンマン.1

 息が何回切れたかわからない。
 けど、休むわけには行かない。
 休んだら――殺される。
 追っているのはイスバロク。
 捕まったら有無も言わされず殺されるだろう。
 相方のコーイチも必死に走っている。
 2人は咄嗟に立ち並ぶ倉庫の間に身を隠した。
 突然二人が消えたのでイスバロクはしばし混乱してる様子らしい。
「……とりあえず、まいたか……」
「けど、どうする? ここからマンホールまで四〇〇mもある。 連中が見逃すとは思えないけどな」
 コーイチの分析どおりだ。
 シカスにもどるにはマンホールから一旦下水道に入らなければいけない。
 四〇〇m走る、マンホールのふたを開ける、入る、閉める。
 この一連の動作の間、イスバロクが見逃す可能性は考えないほうが良い位低い。
 それにしても、腑に落ちない。
 人間だってバカじゃない。
 わざわざ、敵であるイスバロクが活動する時に、食料調達のため地上に出るはずが無い。
 大体は気温が低下して、イスバロクが活動できなくなる夜を狙うのがセオリーだ。
 そして、リョウもコーイチもそのセオリーに忠実に従った……
 なのに……
「何で夜なのに奴等、行動できるんだよ」
「……防温スーツ」
「防温スーツ?」
「その名の通りさ。断熱材かなんかを入れた服を着て体温の低下を抑えているんだよ」
 コーイチがリョウに説明したその時、イスバロクがリョウ達の足跡に気付いた。
「まずいな……このままだと此処にいるのがばれるぞ……」
「ば……ばれたら……やっぱり死ぬよね……」
 リョウの質問にコーイチは答えなかったが、それはリョウの言う事が正しい事を証明する最も効果的な返答だった。
 悲鳴を上げたい衝動が体中を走る。
 しかし、上げたら見つかる時間が短縮されるだけで、天国にいち早く連れて行かれることになってしまう。
 けど、このままだといずれそうなる……
 二人の間に絶望と恐怖が駆け巡る。
 その時後ろに気配を感じた。
 まさか……
 2人は恐る恐る振り返ってみると、そこにいたのはイスバロクじゃなかった。
 ヨレヨレの帽子にボロボロのマント。
 一見ただの浮浪者に見えるが、ただの浮浪者がこんな世界を生き延びれるはずは無い。
 もしかして……
「死体?」
「生きてるんだけどな」
 また悲鳴を上げそうになった。

※この小説(ノベル)"long long ago..."の著作権は我那覇☆康敏さんに属します。

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